アズマタイフウの構築記事

動画投稿サークル『アズマタイフウ』で、結果を残した構築の記事を書いていきます。

【ポケモンSV】爆風メモリー【S14 R2002 最終563位】

【はじめに】

いつもお世話になっております、動画投稿サークル『アズマタイフウ』所属のギンと申します。この度は相棒のバクフーン入り且つカミツオロチ軸の思い出溢れるPTでレート2000を達成することができたので、構築記事を書かせて頂きます。よろしくお願いします。

 

※普段はニコニコにランクマで使える実用的なポケモンを紹介する動画投稿をしていて、この記事で登場するポケモンや立ち回りもいくつか既に紹介しています。↓↓↓

https://www.nicovideo.jp/user/127236002


・PT画像

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・順位画像

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【構築経緯】

スグリから貰ったカジッチュを使いたい

→カミツオロチ軸を考える

→カミツオロチはクッションにしつつきまぐレーザーを打ってくのが強そう

→ステロ撒きと合わせてあくびを強化しつつ戦いたい

→調べた所ラグラージと並べている構築がヒットして、友達から貰った色違いラグラージがいたのを思い出したので使ってみた

→ラグオロチ+エースの並びがかなり環境に抗えると感じ、且つ手に馴染んだのでこの並びでいくことを決定


・エース枠を検討

→参考元構築に入っていたカミツキが偶々使い慣れたポケモンだったので、自分の使いやすい型・配分に変化させて続投


相棒枠・メタ枠の検討

→ラグオロチに対してマスカーニャがキツ過ぎたので相棒枠のバクフーンをカスタマイズ

バクフーンの起点作り・ラグオロチのステロ展開から繋げやすく、先制技・積み技持ち且つ、重めな眼鏡ハバタクカミ・テツノツツミ・受け系の構築に強いポケモンとして珠ハッサムを採用


・構築が完成

→序盤から一貫してこの並びを握り続けて、サイクルの練度を高めていくことを意識した。

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【個体紹介】

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バクフーン@ジャポのみ

NN:バーン

もらいび フェアリーテラス

おくびょう CS252 B4

ふんか オーバーヒート

がむしゃら おにび

・調整意図

上からおにびやがむしゃらを撃ちたいので最速、火力もカツカツなのでCぶっぱ

・詳細

相棒枠、構築で重いマスカーニャを見れつつ、せっかくなので新規習得したがむしゃらを使いやすい様にカスタマイズした。

ジャポ+オバヒで叩いてきた変幻自在マスカーニャを飛ばせる。同じ要領で飛ばせる襷持ちをこれで狩れる。ジャポじゃなくてゴツメでも良いが、2発耐えないことの方が多いので発動機会が増えるジャポとした。

1体突破した後のS100が本当に優秀で、龍舞しにくるカイリューやら剣舞しにくる一撃ラオス、単純に低速な相手に対して鬼火かがむしゃらで仕事が可能。特に鬼火で裏の起点にするムーブはかなり太い勝ち筋の一つとなっていた。

妖テラスはスケショを打ちにくる相手を透かせたり、晴れパのホムラを躱したり、イーユイやパオジアンの悪技を半減する目的。

晴れパ以外には基本初手投げするが、ハバカミまたは連撃ラオスと対面した時がクソ気まずいので、引先は用意しておくべき。

がむしゃら鬼火のお陰で汎用性が上がったこと、晴れパに対する時間稼ぎができること、ドヒドディンルーの鉢巻パオジアンに投げてがむしゃらが打てるなどのピンポイントな動きができるようになったことで選出率は前回の構築より格段に上がった。けども選出率は6位、出した試合の勝率自体はかなり良かったのでこのまま高めて行きたい。お手手とお尻が可愛い、最高の相棒。

 

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カミツオロチ@だっしゅつパック

NN:リュービ(元々ガラルの嫁ポケだったアップリューに付けてた名前を受け継いでもらった)

さいせいりょく どくテラス

ずぶとい H252 B156 C36 D52 S12

リーフストーム きまぐレーザー

だいちのちから あくび

・調整意図

H:ぶっぱ(3n+1)

B:11n、オーガポンのじゃれ2耐え

C:無振りパオジアンが本気きまぐレーザーで15/16で倒せる

D:シルクのスカーフアカツキの特化ブラッドムーン最高乱数以外耐え

S:ディンルー抜きカバ抜かれ

・詳細

親友の相棒枠。スグリから貰ったカジッチュから育てたため、「スグリのカミツオロチ」と表記される。やばい。

藍の円盤でスグリへの思いが爆発し、苦しんでいた中交換してもらったこの子を使わないわけにはいかずランクマする羽目になった(交換の時は勿論こちらもカジッチュを渡した)。

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本構築の軸であるポケモンであり、サイクルの要、カミツオロチを如何に残せるかがこの構築のキモだった。

物理耐久がとても高く、パオジアンのつらら以外なら環境の物理技を大抵1発耐える。分かりやすい所だとウーラオスのアイススピナーや、カイリューの飛行テラバーストとかを耐える、硬すぎる。

特殊も柔くはないので、耐性で受けられるケースも多い。フェアリー技に抗う為にテラスは毒とした、フェアリーとかはがねも全然アリ。

耐性が有利な連撃ラオスやオーガポンに投げて、リーフストームで返り、ラグラージがステロを撒ける対面を無理矢理作り出すのが1番大事な仕事。その後ラグラージとの二重あくびループに徹し、裏のエースを通す流れが強力だった。

役割対象はテラス前は連撃ラオス・オーガポン・スケショのないカイリュー・テラバのないランドロス・ディンルー・火力のないアカツキ・その他有象無象、テラス後は地面が見えなくなる代わりにスケショカイリュー・ハバタクカミ・パオジアンあたりに仕事できるようになる。

クッションとして運用するが、技火力が高いことやきまぐレーザーのおかげで耐久ポケモンにも抗えたり、大地の力の範囲が優秀だったりとめちゃくちゃ強かった。是非使って欲しいポケモン。文句無しの選出率1位。


スグリに対する思いは様々あるが、結局の所『贖罪』に尽きる。ここで長々書いてもなので後語りにポエムを付けます(特級呪物)。

 

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ラグラージ@オボンのみ

NN:クサムスビ(友達がテキトーにつけた)

げきりゅう ほのおテラス

わんぱく H252 B156 D100

クイックターン じしん

ステルスロック あくび

・調整意図

H:ぶっぱ

B:11n、大体の物理技を2発耐えるライン

D:アカツキの特化ノマテラブラッドムーン最高乱数以外耐え

・詳細

スグリの後に出すとアレだが、この子も大切な友人から受け取った個体。受け取ったというよりかは「キモいからあげる」だったかも。キモくない!!!!

構築の軸②、カミツオロチの相方。草技や水技を誘いカミツオロチに回して有利サイクルを確保→ステロあくびループに入れるお仕事。シンプルにタイプ・耐久ライン・技が優秀であり使いやすかったが、何度も不意の草技で倒されその度泡を吹いて倒れることで対策としていた。

テラスは一生フェアリーと迷っていたが、パオジアンやオーガポン対面で相性がひっくり返る炎テラスに落ち着いた。炎テラスを切るとカミツオロチとの相性補完がかなり優秀になるので、選手が割れて行けそうなら積極的に切っていた。

役割対象はブーエナカミ・スケショカイリュー・パオジアン・タケルライコ・ブリジュラス・くさむすびのないランドロスハッサムなど、テラスを切るとパオジアンやハバタクカミに安定するようになり、且つオーガポンに切り返しができるようになる。妖テラスならスケショを躱したり、鉢巻トドロクツキに対してあくびステロをしかけられたりする。

初手を強烈に誘う為、相手の選出枠を自ずと縛ることが可能。ずっと使ってれば先発読みが冴えてきてこっちだけ一方的に出し勝てる様になるので、使うなら長期的な方が良いと感じる。選出率2位。

 

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ハッサム@いのちのたま

NN:パンチライン(HIP HOP用語から)

テクニシャン ひこうテラス

いじっぱり H188 A236 B20 D4 S60

バレットパンチ ダブルウイング

つるぎのまい みがわり

・調整意図

H:10n-1

A:11n、HBドヒドイデ剣舞テラスダブルウイングで15/16飛ばせる

B:余り、ウーラオス意識でちょい多め

D:余り

S:無振り70族抜き抜き抜き

・詳細
ピンポメタ a.k.a 地雷枠。エース枠①。この構築1番のMVPは間違いなくこの子。

唐突な超火力連撃技が弱いはずもなく、構築が誘うポケモンを全員黙らせていった。みたまんまスーパーヘビー級

命の珠の理由は受け崩しのため。持ち物を珠にして火力をほぼ特化にすると、

剣舞バレットでテツノツツミ・トドロクツキを確定1発

カイリューをステロ+剣舞バレットで確定1発

剣舞テラスダブルウイングでHBドヒドイデをほぼ確定1発

・H振りアシレーヌをテラスダブルウイングで確定1発

・ウーラオスをダブルウイングで確定1発

といった具合に、丁度よく確定する範囲が広がる。あまりに丁度良すぎてダメージ計算がとてま楽しかった。

ドヒドイデに強い影響もあり、カミツオロチと合わせることで受けループを9割で破壊できる(ダブルウイング外したら負け)。最終日の1戦(外した)以外はこの子のおかげで受けループに負けたことがなかった、最終日100位くらいの受けループにも勝てたのでかなり自信作の型。詳しい立ち回りは下記選出の欄を参照。

みがわりはあくびから繋ぎたいのと、テラス切らせたキョジオーンをしばくため。裏にゴツメカイリューがいるとしんどいので先にツキで叩いたりと、万能ではなかったが塩対策にもなってくれた。ただ珠ダメがあるので無闇矢鱈に貼るのはダメ。

ハッサムの見た目でサイクルせず居座り続けるのがヤバすぎる所だった。ラップバトルで韻を踏まない呂布カルマみたいだなと思った(?)。選出率同率4位。

 

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ハバタクカミ@こだわりメガネ

NN:メテオラ(ワールドトリガーから)

こだいかっせい ステラテラス

おくびょう H100 B60 C92 D4 S252

ムーンフォース シャドーボール

パワージェム テラバースト

・調整意図

H:16n-1

B:パオジアンの特化不意打ち確定耐え

C:余りぶっぱ

D:あまり

S:ミラー意識の最速

・詳細

エース枠②、D4C

『ハバタクカミは火力に振るよりミリ耐えして2回殴れた方がお得』派なので、無難に耐久調整した。さらに欲張って環境に多いポケモンは最速で動かしたいなあと思っておくびょうにした。結果ミリ耐えめっちゃされたので甘えだったかも知れないと思いつつも、耐えて上から殴れて勝った試合もあったため一長一短、今でもまだ悩む。

無難に強かったしテラス読みステラテラバは脳汁やばかったが、正直別に他のポケモンでも良い枠だとも思う。それなりに早くて火力のある特殊積みアタッカーを募集中です。ただ旧BIG6の中では1番使いやすい子だし抜いてPTパワー下げるのも嫌だな〜〜要検討。選出率3位。

 

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トドロクツキ@ブーストエナジー

NN:キボウノツキ(結月ゆかりの楽曲『幾望の月』から)

こだいかっせい ひこうテラス

ようき AS252 H4

クロバット はたきおとす

みがわり りゅうのまい

・調整意図

流したブーエナハバカミを抜きたかったので最速、火力足りないのでぶっぱ

・詳細

エース枠③、雑魚狩りが得意。色証個体だが「ちてきな」トドロクツキらしい、絶対IQ2しかないのに嘘すぎる。

選出の基準が明確にあり、アカツキ・ディンルー・ヘイラッシャ・ブリジュラス・カバルドン・テツノカイナ・タケルライコ・ドドゲザンの誰か2人がいるPTには絶対出しては行けない。1体までなら他にガン刺さりなら出していた。むしろこの8体がいないなら絶対出していたと言っても過言ではない。そのくらいの制圧力の高いポケモン

最速身代わりの使用感はとてもよく、ジャローダがいたらあえて初手に出して身代わり貼って竜舞してイージーウィンを稼いだり、渦カイリューに対して切り替えしたりしていた。

基本の動きではラグオロチで荒らしたあとに着地してもらう。火力は過剰な時もあるので、相手次第では途中に出して削りをやってもらって、残しといて最後スイープみたいな動かし方もした。けどステロが撒けてる状態で身代わりが張れれば勝ちがほぼ確定するため、懐で温めておくと良い。

SVで初めて色厳選をしたのがトドロクツキだったくらい好きで、レギュE当たりで好んで使っていたのたが結果を残せたのは今回が初めて、嬉しい。選出率同率4位(序盤はめちゃ出していたが、終盤になるにつれガチグマ+ブリジュラスの並びが多くなり動かしにくかった)。


【基本選出】

今期はずっとこの並びだけを握っていたので、メジャー所に対してはかなり緻密なシュミレーションがあるためここで紹介していく。


vs基本のスタン

→ラグオロチ+カミorツキ

 

基本的なラグオロチの選出、以下細かい動き↓↓

⓪草技+カミツオロチに弱点をつける技範囲のポケモンがいる時はそもそもラグオロチを出しては行けない。後述の選出のどれかを行う。

アカツキ・ブリジュラス・ディンルー・ヘイラッシャ・カバルドン・テツノカイナ・タケルライコ・ドドゲザンの内2体がいるならカミ、いないならツキ、受け系ならハッサムをエースに置く。

①先発は相手にいかく持ちがいるならラグラージから、いないならカミツオロチから入ると良い(脱出パック暴発阻止のため)。

ラグが刺さそうならラグで良い、オーガポンをよく合わせられるがカミツオロチが草技4分の1なのでほぼ無償で出せるため、ポンじゃなかった時のアドの方が高い。

見方としては、連撃ラオスポンはカミツオロチ、他は大体ラグで見る。ラグを確定2発にしてきそうなポケモンに対してはクイタンから入ると良い。初手のカミはブーエナならじしんから、違うならクイタンから入る。

②基本的にあくびループに入れる動きを優先する、ステロが負けてない早い段階で相手が焦って強打してきた場合、そのポケモンをエース枠で処理して再度ラグオロチを展開し直す。

ステロが撒き終わった後はカミならタイミングを見て投げていき、ツキやハッサムなら眠らせてくるのを待つ。相手が眠らせるタイミングに引くのが1番強い動きなので、変な動きをしてきたら(ステロが痛いポンやカイリューに引いてきた時とか)できるなら交代技を打ちたい。カミツオロチは1回しか交代できないため、むやみに脱出パックは使わないと良い。

ラグオロチを使い倒すイメージで動かすと良いかも、テラスは必ずしもエース枠に回す必要はない、後に取れるアドが大きい時を吟味して使う。

カミをエースとして置く時はサイクルが複雑になる、なるべくカミを見せずにあくびを押しながら刺せるタイミングを見計らって投げて先に数的有利を取れれば勝ちにいける。

また、最速起きを考慮できない場面も多々存在するが、これに関しては割り切るしかない。

個人的にあくび軸は66%で勝てる勝負を繰り返して勝率を稼ぐと考えているので、最速起きからの負けは避けられないものと認識してプレイしていた。

 

vsアシレーヌorテツノツツミor類似する技範囲(草+妖or氷)をもつポケモン

→カミorハッサム+ラグorオロチ+ハッサムorカミorツキ

ラグオロチが出せないのでカミかハッサムで対面処理した後クッション1枚でエース枠を通しに行く。エース枠の選出基準はラグオロチと同様。

 

 

vsキラフロルorテツノドクガ

→オロチハッサム@1

初手でオロチにテラスを切ってキツすぎる相手を大地の力で処理する、どくびしに強く出られるように裏ハッサムは確定。

 

vsマスカーニャorオオニューラorキノガッサ

バクフーンハッサムツキ

初手の襷枠兼毒菱枠をバクフーンに対面的に処理して展開していく。舐めて裏から出てくる遅い物理に鬼火を入れたり、毒菱から展開する耐久ポケモンをがむしゃらで削ったりしてハッサムで舞って詰めていく。


vsドヒドディンルー

ハッサムバクフーン@1

初手のドヒドイデハッサム剣舞からの無償突破→出てくる鉢巻パオジアンにバクフーン後投げ、がむしゃら+オーバーヒートで受けに来るディンルーをほぼ削り切る所までテンプレ。大抵ラグラージを残していた。


vs受けループ

→ラグオロチハッサム

この構築に対して投げられるのは2パターンで、グライハピラッシャorラキドヒドラッシャ。

どちらでも流れは変わらず、初手ステロ→ハッサム出して剣舞を見せる→出てくるラッシャに飛行テラスダブルウイング(40%くらい入る)→カミツオロチで圧をかけハピに引かせる→リフストで帰ってハッサム着地→ダブルウイング(ラキドヒドなら剣舞→ダブルウイング)で一体落とす、ラッシャに対してカミツオロチ投げ即バック、特殊受けとハッサムを対面させる。この時ハピならそもそも受からず、ラッキーでもステロ2回+リフストで丁度ダブルウイングが確定する。受けが成立しなくなりこちらの勝ち(当て続ければ)。


vsママンパオ

→ラグオロチツキ

初手のハチマキパオをあくびでながす→ステロ撒き→カミツバック→パオがママンから着地して悪テラス噛み砕くでオロチを飛ばそうとしてくるが、耐えるのでステロ+リフストで飛ばして勝ち。つららな事もあるのでパオ対面カミツオロチはテラス切って良い。


vsキョジオーン

→カミツハッサムツキ

カミツオロチでキョジオーンに毒テラスを切らせる、こちらは大地の力安定なので撃っておくとDダウン引けた時美味い。D振り甘えてたら大地の力+本気きまぐレーザー耐えられないので、行けそうなら打ってもよい。再生に合わせてツキバック、身代わり見せると出てくるゴツメ持ちを叩いておく。カミツオロチに戻してリフストでハッサム着地、身代わり剣舞で詰める。

 

vsイダイトウ

→カミ+ツキorハッサム+オロチ

雨だろうが適応力だろうがカミツオロチがイダイトウの攻撃をなんでも1発耐えるので、オロチさえちゃんと残しておけば負けることは無かった。ステラテラスが多くリフストで返り討ちにしていた。


他にもあったかもしれないので思い出したら追記します。


【意識したこと】

・選出によって思考を切り替える

バクフーンを出すなら対面選出、ラグオロチカミを出すなら完全なサイクル、ラグオロチツキを出すなら2体サイクル+エースと、戦い方がコロコロスイッチする構築だったため、選出によって意識的にプレイスタイルを変えていた。


・サイクルを回す際は無理なく正解択のみを押し続ける

構築練度を過去最高に上げることができたため、最善の行動をし続ければ勝てる試合(逆に言えば敗因はプレミのみ)が多かったため、一手一手を真剣に、丁寧に回すことのみに注力した。最後の4連戦は全て1000位程度の順位が自分より下の人とマッチングしたため、上手いプレイとか考えずに最善手のみを押し続け4連勝した。

……なお、最後の1戦は詰めきれず運にも見放され負けかけたが、ポケモンが最高だったためなんとか勝利を収めた。

 

スグリのカミツオロチで主人公ムーブを決める、なんともこの構築らしい最後となった。

 

【きつかったポケモン

・草技+カミツオロチに対して特殊で弱点を付いてくるポケモン

アシレーヌ、キラフロル、テツノドクガ、テツノツツミあたりはほんとにしんどかった。


・いちげきウーラオス

襷が無理。終盤増えててキツかった。バクフーンかツキを出してれば躱せるが、カミだと選出時点で敗北が決まる。


・鉢巻トドロクツキ・眼鏡ハバタクカミ

カミでステラテラバしたりムンフォ撃ち合ったりで無理やり処理していた。もっと対策すべき。

 

・ドドゲザン

カミに後出しされてまけんき発動からのドゲザン連打で負けたのがトラウマ。


【改善点】

・エース枠をもっとコロコロ変えるべきだった可能性がある。手に馴染むポケモンを使うのも大事だが、それだと思考が固まっちゃうため。


・4倍弱点があるポケモンが4体並んでいること。何回も泡吹いて倒れた。


・オレの運の無さ(1発急所負けが多発)。


【まとめ】

・勝率もさほど高くなく、苦しい時期も多かったが、思い出のあるポケモン達で結果を出せて嬉しかった。


・普段使わないサイクルPTを使ったことで、立ち回りの幅を格段に増やすことができた。確実なレベルアップ。


ポケモンはメンタルゲー、思い出補正はある。

 

質問等何かあればTwitter(@AzumaTyphoon_GN)までよろしくお願いします。

Twitterリンク:https://twitter.com/azumatyphoon_GN

 

【Special Thanks‼︎】

・ハイタッチ鯖で最終日までずっと一緒戦ってくれた皆さん

みんなに感化されてやる気と勇気を振り絞ってました、本当にありがとう。

特にやくちひさんとギィラさんとはたくさんお話しさせて頂きました。お二人とも目標達成おめでとうございます!!


・ランクマ鯖の皆さん

今期はいつもより顔を多めに出せたので、色んな話が聞けて楽しかったです。いつもモチベをくださりありがとうございます。


・A☆Knownさん

配信を勝手に見てサイクルの思考を勝手に盗んでいました()。それに加えて、メンタル面の質問にも答えて頂けたりしてとても参考になりました。バトルスタイルが理想的で、めちゃ憧れています。その時が来たらバトルして下さい。

 

・写真撮るの手伝ってくれただいすけさん

助かりました、あざます。


・いつも応援して下さる皆様

本当にありがとうございます、ここまで活動できているのもみなさんのおかげです。

動画製作・イラスト・対戦、今後も力を入れていくので、何卒よろしくお願いします。


・ここまで読んでくれた貴方

こんな長い記事を読みきっていただきありがとうございました!今後とも、ご贔屓に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【12/14】


「やっと 諦められる」

 

ゲームをやっててこんな気持ちになったのは初めてだった。

スグリからこの台詞を吐かれて、スッと血の気が引いた。

やってしまった、と思った。

スグリのことを傷付けてしまった。

努力の価値は知っていたはずなのに、ただただそれを踏み躙った。

スグリは一生この傷を背負って生きていくのだろう。忘れられるはずがない。

スグリの努力を肯定する方法なかったのだろうか、もっと違うやり方があったんじゃないか。

ゲームのシステムだから、ストーリーだからの話じゃない。そんな寒い逃げ方はしたくない。

オレがオレの意思でスグリを傷付けたんだ。

死ぬ気の努力に泥を塗ったんだ。

後悔した。

ごめん、本当に、許されないことをした。

けど今更、傷を付けた張本人ができることなんてない、何をしても傷を抉るだけだ。

考えた。

オレにできることはないのか。

結論は。

ストーリーの中に留まらず、主人公だからという理由に留まらず、真に強く、ただ強く在ることだけだ。

スグリの諦めを肯定できる様に、彼がオレに負けた記憶を後悔しない様に。

贖罪のために結果を出す、絶対にだ。